体外衝撃波疼痛治療 Extracorporeal Shock Wave Therapy
当クリニックでは、国内で唯一薬事承認を取得している体外衝撃波疼痛治療装置、
独ドルニエメドテックシステムズ社製「Epos Ultra(エイポスウルトラ)」を用い、
リハビリテーション治療と組み合わせて、足底腱膜炎の治療を行っています。
当クリニックでは、国内で唯一薬事承認を取得している体外衝撃波疼痛治療装置、
独ドルニエメドテックシステムズ社製「Epos Ultra(エイポスウルトラ)」を用い、
リハビリテーション治療と組み合わせて、足底腱膜炎の治療を行っています。
足底筋膜炎、アキレス腱炎、ジャンパー膝、テニス肘、石灰沈着性腱板炎などの腱付着部の慢性的な疼痛障害に対する新しい非侵襲、非外科的治療法です。
非連続性の圧力波である衝撃波を皮膚の上(体外)から患部に照射します。医療分野では、衝撃波を体外から当てて尿路結石を砕く治療が有名ですが、整形外科分野では、厚労省が2008年に難治性足底筋膜炎の治療機器として承認し使用されるようになりました。
整形外科ではまだ新しい治療法ですが、欧米では約10年前からスポーツ選手を中心に、有効で安全な治療として使用されています。
音速を超えて伝わる圧力の波(衝撃波)は、同じような音響的特性を持つ物質内をまっすぐに進むことから、体外で人工的に発生させた衝撃波を皮膚表面から脂肪や筋肉などの体組織を通って伝播させ、体内深部の一点に収束さて大きな力を瞬間的に与えることができます。
病変部で痛みを感知する自由神経終末の変性を誘導して無痛覚にします。また、衝撃波が患部に血管新生を誘導し組織修復を促すことが分かっています。
除痛効果は照射直後から得られますが、その後も徐々に痛みが軽くなっていきます。
疾患により治療効果や治癒期間が異なります。平均的な治療効果は60~80%と報告されています。
※注意:効果には個人差があり、数日で痛みが無くなる場合や数ヶ月で痛みがとれてくる場合などがあります。また、徐痛には複数回の照射を要することもあります。
難治性の足底筋膜炎に有効な治療法として、平成24年1月1日より保険適用となっています。
その他、国際整形外科体外衝撃波学会(ISMST)では、下記の疾患が体外衝撃波治療の適応疾患と認められています。
電話でのご予約・お問い合わせは TEL.093-791-7111